【揉めに揉めた事故後】フランスで車を買うならドラレコの搭載を!
こんにちはWataruです。
フランスに移住してもう5年、そのころは多くのトラブルやストレスに見舞われていました。
まず、フランスに移住してから数週間で走行中に車をぶつけられました。
実際には妻が運転していたのですが、そのときの状況と結局どういった結果になったのか、体験談としてお伝えしていきたいと思います。
フランスでは小さい事故なら警察を呼ばないのでドラレコ必須
まずどんな事故だったのかと言うと、縦列駐車をしていた相手が後ろを確認せずに発進して、私らの乗った車の側面にぶつけたのです。
まずお互い初めての事故だったため、お互い知り合いや親族に連絡して教えてもらうことになりました。
連絡してから少ししてから互いの仲介者ではないですがそういった存在が到着。
しかしそこからが問題の発生です。
相手側の親族が「微塵もこちらは悪くないので、今後運転するときは気をつけてね。割合もあなた方が100%負担となるはずだよ。」と一方的な言い方。
それでもこちら側は全く非はないということを確信していたので、「はいはい」という感じでとにかく事実が捻じ曲げられないようにConstat Amiableを記入してもらうようにしました。
Constat Amiableについては上のリンクで説明していますが、事故の発生原因や状況を記して送ることで、後日保険会社などがそれを基に負担額などを決定するというものです。
ここで相手が「これはこうじゃなかった、あーじゃなかった」と言うと揉めるので、フランスで車を買うならドラレコの搭載も必須としたわけです。
でも私たちはこのConstat Amiableへの記入ではさほど揉めずにことなきを得ました。
では何を揉めたのか、前フリが長くなってしまいましたが、ここからがメインの話になっていきます。
Constat Amiableの訂正を求めに押しかける事態が発生
Constat Amiableには事故の発生原因や状況など、こちらの認識の通りに記入してもらえました。
と言うのも相手の面倒くさそうな親族は、文句を言うだけ言って帰っていったので結局記入時は当事者同士だけだったのです。
おそらくその記入した書類を夜などに、その親族に確認してもらったのだと思いますが、それを見て「これじゃあ、負担が100%になるぞ」と言われたのでしょう。
翌日の朝から夕方にかけてレジデンスに入るためのインターホンを鳴らして、「お願いだから書き直しましょう」と言ってきたのです。
なかなかの勢いだったので怖かったですが、そこでこちら側が折れて家にでも入れたらどうなるか分かったものではなかったので、そのまま放置しました。
家に押しかけてきたときの状況の話を、上の2行だけで終わらせていますが、インターホン越しでのやり取りが多くあり、本当に恐怖と怒りがありましたが、「相手にしないほうが良い」という判断が正しかったようで、その後は何もなく車の修理代などの負担は0(相手負担100%)で済みました。
事故だけでなくトラブル時にもドラレコは力を発揮
フランスで事故を起こしたときにドラレコがあったら、トラブルを回避できる可能性が高まるということ以外にも、同国では車を傷つけたり、デモのときに放火されたり、車上荒らしなど、日本よりも発生する確率が高いと思っています。
そういったときのためにも、証拠映像としていち早く問題解決につなげられるドラレコの搭載はしておいたほうが良いと個人的には思いました。
事故時にドラレコがないと、互いの主観・認識で主張するのみなので埒が明かなくなります。
ましてや謝らない人が多いので、よほどのことがない限り「こっちは絶対悪くないぞ」というスタンスでくるので精神的な強さも必要です。
そりゃフランスに住んでいたら(海外ならどこでもだと思いますが)気が強くなるわけですよね。