【妊婦が夜中に高熱】海外と日本の時差に初めて感謝した話
こんにちはWataruです。
私は海外でも喉が痛くなって、風邪が始まるというのは日本在住時と全く変わりません。
なので日本の常備薬に関する知識などを十分につけて、多めに持ってフランスにきたのですが、ある日イレギュラーなことが発生しました。
今回は海外にいながら、日本の薬局に助けられましたという話を紹介していきます。
妻が妊娠時、夜中に高熱をだして時差のある日本に電話
これは妻が妊娠していたときに、夜中に高熱をだした話です。
当時は産婦人科の先生に、そういった事態になった場合、どういった薬がOKでダメなのかを聞いていなかったため、午前2時ごろに2人であたふたしたのを覚えています。
フランスはクリニックは閉まっていますし、総合病院に電話しても全然繋がらないので、「これは朝まで待っても良いけど、熱がここまで高いとお腹の子も心配だよね」と途方に暮れていたのです。
そのときに、日本とは時差があるから午前9時か10時だということを、ふと思い出したんですよね。
それで「薬のことだけなら、薬剤師さんでも大丈夫」と判断して、ダメ元で某薬局(ドラッグストア)に電話したのです。
日本に住んでいないのに、そういったサービスを受けるのはどうかなと一瞬ためらったのですが、結局電話をして事情を説明しました。
すると、「海外在住であっても別にそういったことは気にしないので」と、快く対応してくださったのです。
その薬剤師さんの裁量・善意で特別に対応してくれたかもしれないのと、迷惑がかかると嫌なので、ここではお店の名前などは伏せておきますが、全て丁寧に答えてくださって今でも感謝しています。
こういった症状であれば妊娠中の方でもこれは飲めますよとか、私がフランスの薬の成分を読み上げて、調べていただいて「大丈夫ですよ」、「これはダメですよ」などど、教えていただいたんですね。
いつもは「時差があって良かった!」ということは感じないのですが、そのときばかりは「時差があって良かった、助かった」と心から思いました。
それから、その薬剤師さんに「海外在住ですが、こういったケースはお電話で質問しても宜しいのでしょうか?」と質問したところ、「これはかなりレアケースなので会社としては良い悪いなどは答えられないですが、薬剤師としては仕事・役目というか、困っている人をお助けする仕事なので、ここで解決できることであればいつでもお電話ください」と仰っていただきました。
すごく優しいお言葉を掛けていただいて、今でも忘れません。
イギリスでは一部薬を半分に割って飲むように言われた話
この流れで薬の話を少しします。
実は海外では日本と服用量が異なることがあるようなのです。
私は専門家ではないので、実際に海外の薬剤師さんなどから聞いた話を直接お伝えしていきますが、日本人と外国人は体格などが異なるため、成分というか用量が異なるんですよね。
それでイギリスにいるときに、風邪薬を進めてもらったのですが、「半分や4分の1にして飲んでください」など、錠剤のものは割って飲むように言われました。
確かにフランスで飲む解熱剤の用量は日本のものより、かなり多いと思っています。
実際に日本の方で、量を減らして飲んでいるというのは良く聞きますね。
私はフランスで日本人の先生にかかっているので、その解熱剤についてお伺いしたのですが、問題ないとのことだったのでそのままの用量で飲んでいます。
とにかく、症状がむだに悪化しないように、症状などによってその都度専門家の方に聞くのが良いです。
なるべく日本の薬局に迷惑は掛けたくないので多用はしませんが、緊急のときの方法として時差をうまく使うというのを知っておくと助かると思い、今回お伝えさせていただきました。
以下の記事でも海外に風邪薬を持っていったほうが良いという話をしています。
是非参考にしてみてください。↓